アルビノちゃん!(鳩彼・sss)

・・・と、なりましてね・・・(朝から)
アルビノちゃんは4レイナスとかact1レンに通ずるものがあると思う・・・。
なんかレイアスさんっぽいよね。
(レイアス:4レイナスの性格が違いすぎて、ちょwwこれはwww別キャラwwww1レイナスの双子の弟かなんかwwwwwと某やのさんと盛り上がって出来た派生キャラ)
誰にも興味示さなかったのに先輩には執着見せるアルビノちゃん・・・!
岩峰先生の大切にしているであろうものは全部欲しいアルビノちゃん・・・!!
・・・アルビノちゃん×坂咲先輩可愛いです。

(アルビノちゃん:制作者ついったで盛り上がってる岩峰先生の2P亜種派生キャラ。詳しくはそちら参照)

(っていうSSSを大学から帰ったら書く、書くったら書く)
(追記1)
途中まで書いてひゃっほぅ飯!!!って晩御飯食べてからじゃあ続き書こうと思ったら消えてるっていう、ね・・・?え、ちょ、マジなんなん・・・??
アルビノちゃんの呪い・・・???
(追記2)
書いた!!!
最初の頃よりぐだぐだになったけど。
取り敢えず消えない内に載せる!!

ーーー
(岩坂←アルビノ)

アルビノ。
そう【彼】は呼んでいた気がするけれど。
「Type I。・・・何故今更」
小さく呟いた舟が苦虫を噛み潰したような顔をした。
w-tn11-10485-Type I、実験途上で事故死した場合を考え、所謂保険の為に作られた鳥造生命である。
自分のスペアとして開発された個体種で、失敗作として破棄されたと聞いていたが。
・・・どうせ、無駄に冷凍保存していたのが『例の拍子』に目覚めてしまったのだろう、まったく面倒なことだ。
チロシナーゼ陰性型の特色でもある白に近い銀髪、赤い目、背は舟より高く・・・そして黒で纏められた服。
それ以外は全て自分と同じである。
・・・そう、全て。
『それ』は舟以上に・・・知能は兎も角として・・・感情が大幅に欠落しているのだ。
いや、鳥工的に作られた『それ』は感情が欠落しているというよりは植えつけられていないといった方が正しい。
自分のしたいように行動する様は無邪気な子どもの様にも思えた。
それ故に見え隠れする凶暴凶悪性は仕方が無いとも言える。
「精神年齢は10歳前後・・・ですか」
「?なに?しゅう」
きょとん、とした表情で『それ』が振り向いた。
「いいえ、何も」
『それ』を観察していた舟はメガネを押し上げて小さく笑う。
・・・と、その時。
扉を叩く音がした。
「失礼します」
優しい声と共にカラ、と部屋の扉が開く。
顔を覗かせたのは柔らかい碧い髪と眸を持つ、坂咲優夜であった。
「お久しぶりです、岩峰先生」
「ほう、貴方からここに来るとは。私に解剖されに来たのですか?」
「・・・何でわざわざ俺から先生に解剖されに来ないといけないんです・・・か?」
少し嫌そうな表情で言葉を紡いでいた優夜がふと首を傾げる。
「・・・えっと・・・」
明らかに困ったような声だ。
振り向くと『それ』が優夜をじっと見つめている。
今まで【誰にも】興味を持たなかった『それ』が優夜に興味を持っているという事実は少なからず舟を驚かせた。
「ああ。私の弟ですよ」
「先生の、弟?」
「ええ。ある事故の所為で記憶障害を起こしていますが。今の生活年齢は相当低いですね」
「・・・はあ・・・」
弟、大抵そういえば皆信じる。
優夜も戸惑いながらも納得はしたのだろう、見つめる『それ』に向かってにこりと微笑んだ。
普段舟に向けるものとはまた違った笑みである。
「坂咲、優夜です。初めまして」
「・・・ゆう、や・・・」
『それ』が優夜の名前をリフレインする。
いつもならそれで興味を無くす『それ』が唐突ににこっと笑った。
「ゆうや!・・・よろしく、ゆうやっ」
「あ、はい、宜しくお願いします」
ぎゅっと『それ』が優夜の手を握る。
その無邪気な行動に彼も小さく笑みを零した。
「ゆうやはかわいいね!」
「あはは、そうですか?」
笑顔のまま『それ』が優夜の頬に触れる。
曖昧に笑う彼の頬を『それ』の手が滑り・・・。
「・・・坂咲君」
「・・・っ、はい」
舟が声をかけるとびくん、と優夜が背を震わせてこちらを向いた。
「例のものは後で私から届けましょう。今少し取り込んでいましてね」
「・・・。・・・つまり、出て行け、と?」
「ええ、そうです」
容赦の無いそれに優夜も小さく溜め息を吐く。
「分かりました。では、お願いします」
「ゆうや、もういくの?」
「はい。すみません」
困ったように『それ』に微笑んだ優夜が小さくお辞儀をした。
そのまま踵を返し、「失礼しました」と言って部屋を出る。
「・・・。・・・どういうつもりです」
扉が閉まるのを見てから舟が口を開いた。
優夜は気付いていないかもしれないが確かに『それ』は彼の首元に手をかけていたのだ・・・。
「・・・ゆうや、かわいいね」
にこ、と『それ』が笑う。
その笑みは無邪気さゆえに恐ろしく。
・・・何処までも舟のスペアだということを痛感させた。

「しゅう、ねぇしゅう。ゆうやこわしていい?」

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