ダショレン×ニーゴカイト
「先輩!」
「…は?」
きょとんとしたその声はさっきみたいに怒ったそれじゃなかった。
「…なんだ、その…先輩というのは」
「だってさあ、カイトって呼び捨てはボクのセカイのカイトとかぶっちゃうし、カイトさん、はなんかちょっと?違うし」
「…」
「それにね、ボクのセカイの子たちも他の子から先輩って呼ばれてたし呼んでたんだ!」
「…。…それは、年齢が上だったり立場が上だったりしたときに使う総称だろ。年齢はともかく、セカイが違う俺はお前の先輩じゃない」
「でも、ボクより落ち着いてるし…。ちょっと憧れてたんだよね」
「…。なら、勝手にしろ」

「うん!」


「…お前の方が先輩かもしれないぞ」
「え?」
「セカイができた順番は、俺たちではわからないだろ」
「うーん、そう言われてみればそうかも…?」

「だろ、レン先輩」

「…呼び慣れないものだな」
「そーなの?」
「ああ。…俺たちに年齢設定はないはずだが…」
「じゃあきっとカイト先輩は根っから『見守る立場』なんだね!」
「?お前たちは違うのか」
「ボクは…どっちかというと一緒に頑張るタイプ?頭を使って伝えるより一緒に体を使って伝えるほうが得意かも!」
「…なるほどな」


ニーゴレン×モモカイト

モモレン×レオニカイト

「あ!」
「…あ」
見知った顔がいたことに僕はうれしくなる。
「こんにちは!カイトさん」
「…こんにちは」

「…えっと、ナベの中で会った…」
「あはは、そうそう。アイドルのレンだよ。久しぶり、バンドやってるカイトさん!」
「…うん、久しぶり。あの時は…ありがとう」

「?お礼を言われることは何も…」
「あの時、よく分からないセカイに飛ばされて…正直不安で。俺はあまり他の人に気持ちを伝えるのは上手くないから…。…一緒に歌おうって言ってくれて、ありがとう」
「…どういたしまして?」

「そうだ、あの時はカイトさんの演奏は聞けなかったから…。良かったら聞かせてくれたらうれしいな」
「…そんなことでいいの?」
「もちろん!」


レオニレン×ビビカイト
「あー!見たことあるレンだ!」
「うわっ?!」

「あー…。DJやってるレンの?」
「あはは、レンにも会ったことあるんだね!一応師匠やってます」
「うん、そう聞いた。…腕は確かだけど、よくサボってるって」
「そんなこと言ってたの?ひどいなー」

「…怒んないんだな」
「え?…ああ!」
一瞬きょとんとしたカイトはすぐに笑った。
「まあだって、事実だしねぇ」
「事実でもさ、なんかこー…」
「うーん…。怒るってエネルギー使うじゃない?」

「それなら、楽しいことにエネルギー使った方が良いかなって!」

「例えば?」
「うーん、そうだなあ。パンケーキ焼いたり、珈琲の入れ方研究したり!最近は自分でアイスも作ってるんだよ」
「へえ…。…DJは、違うんだ?」

「DJは…ほら、一応本職だから」
「ん〜…?」

「ふふ。そうだ、よかったらパンケーキ食べない?ボク、作るよ!」

「作るよったって…このセカイのどこにキッチンが…」
「こっちこっち!」

「じゃーん!」
「…マジである…」

ビビレン×ダショカイト
「よかったー!知ってるカイトがいた!」
「え…、あ!」

「桜の木のところで会ったね」
「おう!久し振り!!」



「なんかさあ、学校に行った記憶もない?」
「…そう言われてみれば…?」

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