付き合ってない長谷部とにょた光忠ちゃんが一緒にお風呂に入る話

ぼんやりとPCの画面を見ていると丁度光忠が風呂に入ったところだった。
半身浴は体にいいと言ったことを守っているのかお湯は全体の半分くらい。
「♪」
機嫌がいいのか鼻歌付きだ。
「えっと・・・」
躰を洗っていた光忠の手が止まる。
豊満な胸をたゆんと揺らし、おずおずと両手で持ち上げた。
「こう?かな??」
もにゅもにゅと自分で胸を揉んでいる。
何をやっているのだろうか。
「うーん、よく分からないなあ」
首を捻りああでもないこうでもないと手を動かし続ける。
・・・ああ、なるほど。
暫く見て気付いた俺は充電していたスマフォを手元に引き寄せ、lineを送った。
風呂場の外でスマフォが鳴り、光忠はこてりと首を傾げて風呂場から出ていく。
と、俺のスマフォが鳴った。
『光忠:本当?!今お風呂に居るんだ。教えてよ!』
無邪気なそれに俺はほくそ笑み、立ち上がった。

『自分:今どこだ。胸に効くマッサージがあるとテレビでやっていたが実践してみないか?』




勝手知ったる他人の家と、俺は鍵を開け光忠のアパートに入る。
廊下を突き進み目指すは風呂場だ。
脱衣所で服を脱ぎ捨てからりと戸を開ける。
「わ、長谷部君!」
「すまん。・・・躰にいい入浴剤を探すのに手間取ってな、遅くなった」
振り仰ぎ驚く光忠に言って俺はそれを湯の中に入れた。
白濁色にゆうるりと染まる。
「外だと風邪をひく。来い」
「・・・うん」
一足先に湯に入り、手を伸ばすとこくりと頷いた。
こいつのこういう警戒心のない所は好ましいな。
ちゃぷんと音を立てて入ってくる光忠を膝の上に乗せる。
「まず両手で押し上げるんだ」
Gカップはあろうかと言う豊満な胸を持ち上げてむにむにと揉みしだいた。
ぴくんと光忠が震える。
「此処の下の部分を指で押すと・・・どうだ?」
「あ・・・うん、気持ちい・・・」
実際にあるツボを押すとうっとりと光忠は目を閉じた。
それからマッサージと称し下から上に持ち上げるように両乳房を動かしたり、谷間に寄せるように左右から圧迫したり、包み込むように両手を添え、円運動させるようにぐにぐにと回したりを繰り返す。
「ふぁ、あ・・・はせ、べく・・・?」
「どうした?」
「な、なんか、変・・・!」
ふるふると首を振って困ったように光忠が進言してきた。
「変、とは?」
「ん、わかんな・・・あぁう!!」
びくんっと体が揺れる。
胸の中心にある乳首が固くなっているのを見て俺は指ではじく。
「ひ?!!」
「ああ、すまん。ここは手でやるよりな・・・」
「やぁう?!!な、なに!!」
「・・・舌でやった方がいいらしい。どうだ?」
ちゅ、と吸いついて顔を覗き込むと彼女は「分かんない・・・」と顔を真っ赤にさせて俯いた。
「なら分かるまでやってやろう。手でやるのとどちらが良いか言え」
「ひや?!!や、ぁ、ああぅ!!あぁ・・・!!」
一方は舌で転がし、もう一方は指で捏ね繰り回す。
どちらの愛撫にも翻弄されてるのだろう光忠が跳ねる度に湯がぱしゃぱしゃと音を立てた。
たっぷり5分舌で指で楽しんだおれは顔を上げる。
ぐったりとした光忠が涙目で俺を見ていた。
「は、はせ、べく・・・」
「どうした?気持ちよくなかったか?」
「ぅ・・・あ・・・」
「・・・ああ。片方ずつだったからな。今度は反対側もしてやろう」
「・・・ぇ?や、ぁああ!!」
俺は捏ね繰り回していた方にむしゃぶりつき、舐めまわしていた方を指で挟む。
ぱしゃり、ぱしゃり。
湯の跳ねる音。
「長谷部く、はしぇべく・・・!!」
縋る光忠にもう片方の手で応える。

・・・本当にこれがマッサージだと思っているのだろうか。

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