長谷部先生×長船先生(現パロ

*うちの職場にいるリアルへし燭が仲良すぎて書いた、後悔も反省もしてない
・長谷部先生→178p、27歳、社会専科の男性講師。元野球部。爽やか系。9月からの勤務。
・長船先生→169p、22歳、体育専科の男性講師。元陸上部。おっとり系。6月からの勤務。
ーー
「傘の忘れ物無いー?」
この飲み会の幹事の先生がそう呼びかける。
そういえば忘れていたとビニール傘を取りにそちらへ向かった。
「桜井先生傘は?」
「持ってないです!」
なんでこの女性はどや顔なんだと突っ込みたいのもそこそこに自分の傘を持って彼の隣に戻る。
「雨まだ降ってますかね?」
にこにこと俺に聞くのは長船光忠先生だ。
長船先生は大学出たての22歳で、初めての職場が此処らしい。
支援学校なんて何が何やらの俺とは違って障がいのある弟がいるらしいからその辺の順応は早かったのだろうけど。
俺とて前任校に行っていなければ此処まで早く対応出来ていなかったかもしれない。
ちなみに今日は学習発表会・・・所謂学芸会の打ち上げだ。
以前にも歓迎会と称した飲み会があったらしいが行けず、それからずっと楽しみにしていた。
「もう大丈夫だろう。降っていても駅まではすぐだ」
「あ、でも家までバスで10分、歩きで15分かかるんですよ」
ふわりと笑う長船先生。
普段からおっとりした先生だとは思っていたがお酒が入るとこんなに良く笑うとは知らなかった。
「鶴丸先生、環状線グルグル回っちゃだめですよー」
店を出た瞬間、あはは、という声が聞こえる。
「いやいや、長船君がいるから大丈夫だ!」
途端に長船先生の肩を抱く・・・隣のクラスで彼の相担でもある鶴丸先生。
「えー、荷が重いなぁ」
言いながら長船先生がくすくすと笑った。

name
email
url
comment