リクエスト5/中3光忠ちゃんその後の話(モブ燭R-18

人間には勝ち組と負け組があるんだという。
周りから見れば負け組確定だったぼくだけれど…。
今は紛れもなく、【勝ち組】だ。


「ねえ!」
ふわふわと可愛い声がする。
応えずにいれば、ひょこりと彼が顔を覗かせた。
「もう、呼んでるのに」
「ごめんごめん。なあに?光忠クン」
ふくっと頬を膨らませる彼…長船光忠クンは数か月前にクスリを使って僕と【恋仲】になり、今は一緒に暮らしている、言うなればぼくの恋人だ。
光忠クンは中学三年生なんだけど、そうとは思わないくらい無邪気で可愛くて…さっきも白いシーツ被って「花嫁さんみたいでしょう?」なんて笑ってたし…とても可愛い子。
今も、ほら、白いエプロンだけを身に着けてぼくを見ている。
…ま、それはぼくがそうしてくれって「お願い」したからだけど。
「今ね、サンドイッチ作ってたんだ。お昼ご飯。食べるでしょう?」
へにゃんって彼が笑う。
中三とは思えないくらい光忠クンは料理が上手くて、今も…。
「君、店のサンドイッチは嫌いなのにね」
「…ん?」
笑いながら光忠クンが言う。
そんなこと、言ったっけ?
確かにサンドイッチは好きだけど、そもそもぼくは光忠クンのサンドイッチなんて…。
「ん?って。君が言ったんじゃないか。店のサンドイッチはパサパサしててやだって。そのくせ僕が作ると美味しいって言ってくれたよね。ふふ、懐かしいなあ。固いプリンと柔らかいプリン、どっちが好きかで揉めてたし、オムライスも…トロトロが好きって…君、が」
…ふっと光忠クンの目から光が消える。
「くぅちゃん、が…トロトロが好きで…ひろくんは、固い方がいいって…ひろ、くん…くぅ、ちゃん……」
ぼんやりと光忠クンがその名を紡いだ。
…まずい。
「…二人は…どこ……?」
「…光忠クン」
ぼんやりしている光忠クンに近付いて耳にそっと囁いた。
「…ぇ、ぅ…?」
「キミが好きなのは誰?」
「……。…きみ、だよ……」
にこり、と壊れた目で光忠クンが笑む。
そんな光忠クンを抱き上げて台所に連れて行った。
今まさに料理をしていたのか、ゆで卵がいくつも置いてある。
「んぁ…??にゃ、に…ひぅん?!!」
「光忠クン、ぼくはね」
くすくす笑いながらある言葉を囁いた。
ああ、そっかあと光忠クンはほっとしたように笑う。
良かった、いつも通りの光忠クンだ。
「…ね、いいだろ?」
「…だめ…だよ、んぁ、ひゃぅうっ!」
はむはむと耳朶をはみながらアナルを弄ると可愛らしい声で啼いた。
光忠クンは可愛いんだ…とても。
「ふにゃぁああああ?!!!ぁ、あぅ、きゃぅうううっ!」
いつもアナルに埋め込んでいるバイブを急に動かすと光忠クンは足をガクガクさせながら崩れ落ちた。
それを支えながらくちくちと亀頭を弄ればトロントロンに顔を蕩けさせて喘ぐ。
「ひぅうん!!ぁ、あああっ!」
「可愛いね、光忠クン」
耳元で囁きながらぼくはバイブを引き抜いた。
ひくんひくんとアナルはぼくを受け入れたいと収縮する。
…ふふ、可愛いなぁ。
すぐにでも埋め込みたいけど…そうだな。
二人を思い出した…罰を与えなきゃ。
でも光忠クンにとってはご褒美かな?
「りゃめ、耳元で囁かにゃぃ、れぇ…!!ふぁああっ!」
「もうこんなにしてるのに?」
笑いながら僕は耳をはみ、普段の調教の成果か、あれだけでトロトロになった熱いアナルに…ゆで卵を一つ埋め込む。
「きゃぅ!!ふにゃあ…!りゃめ、らよぅ…!たまご、にゃんれぇ…!!」
「可愛い…光忠クン」
二つ三つと卵を埋め込み、高い声でひゃんひゃんと喘ぐ光忠クンの耳朶を舐め上げた。
先走りを零すそれをいつものようにリボンで縛り、ぽってりと膨れたお腹を擦る。
ぴくん、と足先を震わせ、熱い息を漏らす光忠クン。
もう堪らなくなっているんだろう。
二人の事なんて…忘れて。
(早く忘れてしまえばいい、あんな男たちのことなんて。

長谷部国重と、相州廣光のことなんて。

キミにはボクしかいないんだから)

「…ねがぃ、もう…入れて。みちゅのおまんこに種付けしれぇ…!!」
「…良い子」

ぼくは笑う。
くすくす嗤う。
ぼくだけしか見ていない彼に。
「ぁ、あああああ!!!!」
甲高い嬌声を聞きながら、ぼくは幸福に浸って、いた。

(なんて素晴らしき、美しい世界!)

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