にょたカイコクさんがアキラ様に尿道開発される話

「ばかっ、やだっ、やめろ、死ねクズ!!!」
部屋に怒声が響き渡る。
身体を丸めてこちらを睨むのはカイコク、対して睨まれているのは『アキラ』だ。
「威嚇したって怖くないんだから止めれば良いのに」
「うるさ…っ!…いい、から…離れ……っ!!」
ジタジタと暴れるカイコクには手枷が付いている代わりに、衣服がなかった。
全裸での監禁状態。
それが彼女にとってどれほど屈辱だろう。
まあ、そんなものアキラには関係ないのだけれど。
「大人しくしてたら気持ち良くしてあげるのにさ」
「…。…好きでもねぇ奴との性交渉に快楽なんざあるもんか」
「…へぇ?」
睨むカイコクに、にっこりと微笑んだ。
なら、彼女は誰が好きなのだろう。
…と。
「…なぁ」
カイコクがこちらを伺うように見つめていて、アキラは首を傾げた。
「…ちぃっと、緩めてもらえると助かるんだがねぇ?」
くい、と腕を持ち上げるカイコク。
そういえば少し強く縛りすぎたかもしれない。
ほっそりした腕に手を伸ばし…枷を緩めた途端。
「…ぐっ?!!」
腹部に走る鋭い痛みと重い衝撃に、彼女に蹴られたことを知った。
勢い良く身体を起こし、駆け出したカイコクの長い髪を、ぐいと引っ張る。
「ひぎゃっ?!!い、た……っ」
「じゃじゃ馬なんだから、さぁ!!!」
ダンッと髪を引き倒し、衝撃に咳き込むカイコクの両足を思いっきり割り開いた。
「げほっ、はっ、ぅあ…!やだ、ぃや…ぁああああ?!!!!」
ひゅっと鳴る彼女の気管と迸る絶叫が耳に心地よい。
目を見開いて無意識なのだろう足先がピクピクと揺れた。
いきなりアナルにバイブを突っ込んだのだ、そうもなろう。
「カイコクさん、本当に後ろ弱いよねぇ」
「ぃや、ぁああっ!!ぅごかさな…っ、ひっ、ぃぐ…っ!!」
ポタポタと流れる血を無視してぐちゃぐちゃと抜き差しをする。
嬌声を心地良く聴きながら、足を持ち上げ固定した。
普段は入り口のところからゆっくり解していくが今日は最初から結腸をゴツゴツと責め立てる。
ぼこ、とバイブによって細い腹が膨らんだ。
苦しいと呻くカイコクの腹を押し、内側からも外側からも容赦なく責め立てる。
バイブのスイッチを押して最大にした。
珍しく泣きじゃくるカイコクは自分がどうなっているか分かっていないのだろう。
手枷はないのに抵抗しないのが証拠だ。
「俺を蹴って逃げようとしたんだから、お仕置きは当然だろ?」
「…ぃいいっ!!やぁ、やら…こわ、ぃ……っ!」
囁き、クリトリスにローターを当てる。
長い髪を振り乱し、カイコクは啼いた。
「~~~っ!!!」
声無き悲鳴を上げ、ビクビクッと震えたカイコクは呆気なく果て、くたりと躰を弛緩させる。
それでもバイブやローターを押し付けるのをやめなかった。
「も、イッた!!イッたからぁあっ!!やめ、やめて、くんな…」
「まだだよ」
躰を跳ねさせ、息も絶え絶えに強請ってくるカイコクを撥ね付ける。
え、という顔をする彼女にちらりとそれを見せ付けた。
「…な、に……?」
「尿道バイブだよ。聞いたことくらいあると思うけど」
ローターを置き、その細いバイブにローションを垂らす。
お仕置きの後はご褒美をあげなければ。
「…?!!む、りだ…そんなの…入らねぇ…っ!」
さぁっと顔色を変え、逃げようとするカイコク。
喉奥を戦慄かせて無理だと思うのは見た目の大きさや長さで入らないと思うからだ。
「大丈夫、ゆっくりしてあげるから」
「無理、無理だか、ら…やぁっ、やらっ…ひっ」
くち、と尿道口を押し開き、ゆっくりゆっくりと埋めていく。
「ぅううううっ!!!」
「ほら、挿入るだろ?ここまでいけば抜き差しだって…」
「ゃああああああっ?!!気ぃ、狂うぅううっ!!!」
クチャクチャと尿道バイブを抜き差しすれば、カイコクが泣き喘いだ。
「いいよ、狂っちゃえ」
クスクスと笑い、アキラは囁く。
幼い顔できょとりとこちらを見るカイコクにあるものを…恐怖からだろうか、存外素直だった…飲ませた。
そして、にこりと笑う。
「カイコクさんの尿道を性感帯にするまで責めて責めて責め続けてあげる。…だから」
そっと頬に手を寄せ、口付けた。
覚悟してね、カイコクさん、と囁く声は彼女の悲鳴にかき消され、霧散した。


飄々とした、存外に仲間思いでプライドが高い彼女を粉々にしてあげる。

【アカツキ(あいつ)】ではなく【アキラ(俺)】が。

…だって、貴女のこと、大好きだからね?


(その大好き、は大層歪んでいたとしても)


「やめ、ろっ!!!やだぁああ!!!!今、抜いた、ら…もれ、る…っ!!出ちゃう、からぁああ!!!」
「漏らしなよ。全部見てあげる。…なぁ、可愛らしい俺のカイコクさん?」

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