にょたカイさんを好き過ぎる高2組がイキ地獄に落とす話 エロパート

「…んぅ…はぁ、ぅ……」
ぴちゃぴちゃという水音が響く。
背後から抱きしめたマキノが振り仰ぐカイコクを抱きしめながらキスをしていた。
上顎を舌で擦られ、小さく躰を跳ねさせるカイコクの…着流しをするりと脱がせたのはザクロである。
ふるりと大きな胸が姿を表し、少し頬が赤くなった顔を誤魔化すようにマスクを外した。
前はこれで失神しそうなほど動揺していたな、と少し思う。
元々女性は苦手なザクロだが、カイコクは別であった。
不思議だな、と思う。
こんなにも女性を、カイコクを愛おしいと思えるなんて。
「んやぁ?!はぅ、ぁ…ゃ…!」
可愛らしい嬌声が降ってきてザクロは舌で胸を愛撫しながら彼女たちを窺い見た。
躰を震わせるカイコクの胸を、マキノは手で愛撫している。
そんなマキノから口を離し、漏れる悲鳴を必死に手で抑えながらカイコクは2種類の快楽に耐えていた。
「カイコッちゃん。抑えちゃ…だめだよ」
「そうだぞ、鬼ヶ崎。俺達は気持ちよくしたいんだからな」
口々にそう言って、ザクロがカイコクの右手を、マキノがカイコクの左手をぎゅっと握る。
「ん、ぅ…!そ、んな…ひゃっ?!」
困ったように眉を寄せるカイコクが急に可愛らしい声を上げた。
やわやわと羽のような愛撫から一転、二人の動きが一層激しいものになったからである。
「んんんっ…!そ、れ…や…っ!」
「それ、とは?」
「…どっち?」
弱々し気に首を振るカイコクに、ザクロがカイコクの片方の乳首を甘噛みしながら、マキノがもう片方を指で弾きながら聞いた。
それに、はぁっと熱い息を漏らし、「…りょ、ほ……」とカイコクが答える。
「嫌なのか?こんなに良さそうなのに」
「…気持ち良く、ない?」
きょとんとザクロとマキノが聞いた。
顔を紅くさせるカイコクが可愛くて二人はそっと囁く。
「…鬼ヶ崎」
「…カイコッちゃん…」
「~っ!」
ふる、と躰を震わせ、頬を真っ赤にしていたカイコクが我慢の限界!というように腕を突っ張った。
「やっぱりやめる!」
唐突に叫ばれ、ザクロはぽかんとする。
「や、やめる、とは…?」
「今日の、その、えっち…はもう、しねぇって言ってんだ!」
「…は…はぁ…?!」
カイコクが叫んだ言葉はあんまりにあんまりなそれだった。
男子高校生にここまできて、待て、を強いるのは酷ではなかろうか。
「なんで、そんな」
「元々俺は無理だって言った筈だぜ。…んっ、離してくんな、逢河」
呆然とするザクロにカイコクはそう言い、驚いた表情のマキノを振り払おうとする。
だがもちろんそれは許さなかった。
「…カイコッちゃん、理由…は…?」
「無理だと思うから。それ以上でもそれ以下でもねぇよ」
紡がれる言葉はあまりにあっさりしていて。
「…。…あのな、鬼ヶ崎。俺…路々森に言われて勉強したんだ」
「ん、ぇ…?路々、さん…?」
ぽやん、と反芻するカイコクに、ザクロはそうだと答える。
「勉強が足りないからだとか、自分の身体だけで補えないなら道具に頼るのもありだとか…一人なら無理なことも二人なら何とかなるとか、そう言われたから」
「…は、ぅ…ぃ、え…??」
「好きな人を心も身体も蕩けさせたいと思うのは間違っているか?」
じぃっと見つめれば、混乱しきった表情のカイコクが恥ずかしそうに目を背けた。
「…や、さしく…して、くんな……?」
それでも折れてくれたカイコクにザクロはホッとして頬に口付ける。
「大丈夫。優しくする」
「…ん…。逢河、は?」
「…優しく、するよ」
ザクロとは反対側の頬にキスを落とすマキノに彼女は漸く安堵の笑みを浮かべた。
それを、可愛いな、と思う。
する、と下半身に手を滑らせて白い太ももを触りながら下着を脱がせた。
「…?!」
「マキノくん」
「…分かった」
片足は肩に担ぎ上げ、もう片足はマキノが支える。
がばりと開けられた足の中心部からは堪えきれない愛液が滲んでいた。
「…鬼ヶ崎も期待してくれていたんだな」
「~っ!ばかっ!なんでお前さんはそういう…!ひゃぅ?!」
文句を言いかけるカイコクが甲高い声を上げる。
ちゅう、と愛液を舐めたからだろう。
「…カイコッちゃん」
「ん、んぅ?!はぅ、んー!!!」
チロチロと淫芽を愛撫するザクロを見ながら、マキノがカイコクにキスをした。
深いそれのようで、上からも下からもぴちゃぴちゃという水音が響く。
びく、びく、とカイコクの躰が不自然に跳ねた。
「…鬼ヶ崎」
「…ふぇ?…ぃやっ、なにっ、や、ぁ、ぁああっ?!」
そっと囁き、ザクロは…小さな電マを硬くなった淫芽に押し付ける。
その途端、彼女は爪先に力を込め、絶頂を迎える。
「…は、ぅ…ぇ…??」
カイコクも何がなんだか、と言った表情で余韻に浸っているが…ザクロは責める手を休めなかった。
「ゃ、やぁだっ!?お、しぎり…とめっ、て…とめて、くんなぁっ!!」
「駄目だ」
「なんで…?!ひ、ぅう!」
ひゅ、っと息を漏らすカイコクの膣にそっと指を埋め込ませる。
くにゅりとナカで指を折り曲げ、擦り上げた。
と、マキノの手がザクロの持っている電マを取り上げる。
これ幸いとそのままそれを預け、ザクロは膣のナカを解す事に専念した。
Gスポットを擦り上げ、二本三本と指を増やしていく。
「はぅ、ぅぁあっ!!!」
肩に乗った足に力が籠った。
カイコクはイくとき、躰を丸めたがる。
あまり性に奔放ではないと聞くが…果たしてどうなのだろうか。
荒い息を吐き出すカイコクから指を引き抜く。
いつもならもっと性急に己を埋め込むのだが…今回は我慢だ。
なんせ今回の目標はカイコクを気持ち良くさせる事、なのだから。
「鬼ヶ崎」
名前を読んでやり、ぼんやりとこちらを見るカイコクに…ひたりとローションを塗りたくったバイブを押し付けた。
「ひっ?!い、ゃだ…なに…?!!」
「大丈夫、大丈夫だから」
「やだ、ぁあ、ぅううーっ!!!」
首を振り、長い髪をさらさらと散らすカイコクのナカにバイブをぐっと埋め込む。
「全部入ったぞ、鬼ヶ崎。苦しくないか?大丈夫だろうか?」
こつりと当たる感覚に、ザクロは一旦カイコクにそう聞いてやった。
だがカイコクはふるふると首を振るばかりで。
「…こわ、こわぃ…っ!」
「何が怖いんだ。言ってみろ鬼ヶ崎」
珍しく弱気な彼女のそれにザクロはそっと頬に手を寄せる。
マキノが心配そうに手を止めた。
「…カイコッちゃん」
「…。…おし、ぎりのじゃない…っ、あいっ、かわの手、じゃない…っ」
ぐず、と涙混じりの声で紡がれるそれに、二人は顔を見合わせて小さく笑う。
まったくこの年上の恋人は存外可愛い事を言ってくれる、と。
「大丈夫だ、俺はここにいるだろう?」
「…ん…」
「…僕も、いるよ」
二人でカイコクを落ち着かせるように言葉をかける。
徐々に恐怖も和らいできたのか、ふるりと躰を震わせた。
「動かすぞ」
「ひゃぅっ?!や、やぁあうっ!!は、ぅ、ぅううっ!!」
スイッチを入れた途端、びくんっ!!とカイコクの躰が大きく跳ねる。
間髪入れず、バイブを掴み、前後で動かした。
「まっれ、いま、いっひゃ…っ!!」
「まだイケるな?鬼ヶ崎」
「も、むりぃ…!むり、らから…おし、おしぎりぃ…!!ん、ふ…ぅううっ!」
怯えたように首を振るカイコクに口付ける。
何度責め立てただろう、6回目の絶頂を迎える彼女が、息絶え絶えの様子でザクロの袖をくいと引いた。
「も、入れて…くんな…?」
「そうしてやりたいのは山々なんだが」
赤い顔で誘うカイコクに困ったように言い、ザクロはぐっとカイコクを引き起こす。
「ふぇ?!」
ザクロの上でぱちくりとカイコクが目を瞬かせた。
それはそうだろう、いきなり体位が変わったのだから。
「…次は僕だよ、カイコッちゃん」
四つん這いになった背中をぎゅっと抱きしめながらマキノが囁く。
「あ、逢河?!ふ…っ!」
顎を擽られ、カイコクがかくんっ、と落ちた。
それを支えてやりながら、ザクロは入れ墨に口付ける。
「んんっ…!そこ、や…っ!」
「相変わらずここが弱いな、鬼ヶ崎」
「誰のせい…!ん、ふ……」
文句を言いかけるカイコクの口を、ザクロはうるさいと言わんばかりに塞いでやった。
チロチロと唇を舐め、苦しさに薄く開いてきた所に舌をねじ込む。
「ふ、ぅん…ふぁ、あ…ぁ」
歯の裏側と上顎を舌で擽ってやれば途端に縋りついてきた。
「んんぅ?!にゃ、に…?!」
舌足らずなそれでカイコクが振り向こうとする、その先で。
マキノがくにくにと菊門を解そうとしていた。
「?!!な、に…嫌だっ!!そんな、とこ汚ねぇ…ぅうう!」
「大丈夫、カイコッちゃんは何処も綺麗、だから」
「~っ!嫌だ、無理、入らない…からぁ…!」
幼子のようにやだやだと首を振るカイコクの長い髪に、ザクロは手を伸ばす。
「仕方がないだろう。解さないと二人でお前を気持ち良くしてやれないんだから」
「…ぅ、え…?」
撫でてやりながらそう言うザクロに、カイコクがきょとんとした。
「?言っただろう。二人で、鬼ヶ崎を気持ち良くする、と」
「…言った、が……」
「二人で愛するにはこうしか方法がないんだ。分かってくれ」
「…もっと、他にあっただろ……ふぁあっ?!」
声を荒げかけたカイコクが甲高い声を上げる。
マキノの指が、善い所に当たったらしい。
「…ここ?」
「ぅうっ、はぅ…っ!」
びくっと躰を跳ねさせ、軽くイッた様子を見せるカイコクの首筋をするすると撫でてやった。
「ひっ…おしぎりぃ、それ、やぁ…!」
「力が抜けるかと思ったんだが」
怯えた顔で首を振るから、ザクロはその手を止める。
ホッとした表情をするカイコクに、ザクロは放置されていた小さな電マを取り上げスイッチを入れてから触れさせた。
「んんぅ?!ひゃ、ぁ…!」
可愛らしい声を上げるカイコクは、ぎゅぅうとザクロにしがみついて来る。
マキノの指は三本になっており、意外と入るものなんだなとザクロはぼんやり思った。
「これなら…入る、かな」
「んんんっ!はぁ、ぅ…」
ちゅぽんと指を引き抜き、マキノが何か手にしながらそう言う。
快楽に浸っているカイコクのそこに…ローションをたっぷり付けたアナルバイブを押し付けた。
「ひゃぁぅ?!まっ、まってぇ…?!ふぁあっ!」ストップをかける以前に細身のバイブはするすると彼女のナカに収まる。
「…キツ…」
だが、カイコクは恐らく今まで感じたことのない異物感にポロポロと涙を零した。
それを舐め取ってやり、電マを持っていない方の手で膣に埋め込みっぱなしだったバイブを持つ。
「こっちも動かしてやろうか?」
「…スイッチ…」
「は、ふ…?!ひぅううっ!!!や、ぁあっ!!」
ザクロがバイブを動かしたのと、マキノがアナルバイブのスイッチを入れたのは同時で。
高い声でカイコクは何度めか分からない絶頂を迎えた。
ひゅっとカイコクの喉が鳴る音が聞こえる。
二人がずるりとバイブをそれぞれ引き抜いたのはそれから30分ほど経ってからで、その時にはもう三人とも色々限界が来ていた。
「鬼ヶ崎…っ!」
「…カイコッちゃん」
「ふぁ、ぁあああっ!」
普段はこんな声は出さないカイコクが、それぞれの穴に埋め込まれ、ビクビクと躰を震わせながら喘いでいる。
激しく揺さぶりたいのを我慢していれば、マキノがカイコクの腰を掴んだ。
「ぅあっ、あ、あああっ!!」
喉を反らして喘ぐカイコクの、髪がさらさらと揺れる。
ちゅ、と喉に跡を着け気を紛らわそうとするが、相互的に擦られる己にもはや限界は近かった。
「くっ、出る!」
「…ぼ、くも…!」
「ひゃぁあっ!…ぁ、っぃ……」
ビクビク、とカイコクのナカに精を吐き出す。
カイコクもイッたようで、かくんと崩れ落ちそうになるその肩を抱き留めぐいと引っ張ったのは…マキノだった。
「ぃうう?!ふ、かぃ…!」
再び最初の状態に戻らされ、マキノの上に座り込んだカイコクは、深く体重がかかったことでより深いところに当たるそれに首を振る。
「…鬼ヶ崎」
そんなカイコクの頬に、ザクロが手を添えた。
埋め込んだままだった己を引き抜きかけ、パチュンと奥まで埋め込んだ。
「ふぁあっ?!」
「俺も、動いて良いか?」
はぁ、と荒い息でカイコクに問う。
返事はなかったがもう構っていられなかった。
無我夢中で腰を振り、躰の至る所に跡を残す。
ぎゅぅうっと膣が痙攣し、彼女がイッたんだな、と思った時には再度ザクロは精を吐き出していた。
だが、若い体は収まることを知らず、それはマキノも同じようで。
ポジションを入れ替わり立ち代り、カイコクの躰を貪り尽くす。
もう無理だと泣きじゃくるカイコクの手を握り口づけをして…何度絶頂に導いたか。
ふと気づいた時には布団も自分たちの身体も彼女の身体もドロドロだった。
「…ぁ、ぅ…」
そっと引き抜けばどぷりと二人が出した精が溢れ出て来る。
流石にやりすぎたか、と一瞬、ほんの一瞬ザクロの手がカイコクの淫芽に触れた…その時だった。
「~っ!!!ぁあああああっ!!!」
「…へ?」
「…?!」
普段からは考えられないような嬌声を上げ、カイコクはぷしゅぷしゅと透明な液体を勢い良く溢れさせる。
…まさか、これは。
『いいかい、青少年たち。カイさんに潮吹きだけはさせてやるなよ?…あ~…可哀相だからね』
数日前に聞いた、ユズの言葉が思い返された。
カイコクはといえばひくひくと躰を引きつらせ、くったりと意識を飛ばしている。
「…って、鬼ヶ崎?鬼ヶ崎?!」
「大丈夫?カイコッちゃん…」
二人が声をかけても起きる気配はなく、初めてやりすぎた!と我に返った。
見渡してみれば部屋の状態も散々たる様子で。
呆然とする二人がさあっと顔を青褪めさせ、カイコクが目を覚ますまで必死になって片付け始めるまで…後少し、だ。

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