でろでろに甘く依存系の洗脳なざっくんと恐怖含むDV洗脳精神ぐちゃ系なあきらくんとロリショタカイさんの話

「…ねー、カイコクさぁん、こっち向いてよー」
「…」
アカツキ…いや、アキラに呼ばれたカイコクが無視してこちらに抱き着いてきた。
本を読んでいたザクロは小さく息を吐き、「…鬼ヶ崎」と呼びかける。
「…なんでェ、おしぎり」
「…そろそろ相手をしてやれ」
「いやでェ」
見上げてくる彼にそう言ってやればカイコクははっきりそう言った。
まあそうだろうな、と思いつつちらりとアキラを見やる。
アカツキと表情は同じなのにぞくりとしたものを感じ、ザクロの背後に隠れるカイコクの頭を撫でた。
彼はザクロよりも年上だし、タッパも大きいのだが…何故こうなっているのか。
それは勿論、アキラがカイコクに対して幼児化の薬を使ったからだ。
こどもの日だからとかなんとか言って。
騙す方も騙す方だが、騙される方も騙される方ではなかろうか。
「ねぇ、忍霧さん?ちょっと甘やかし過ぎじゃないかな」
「…俺は甘やかしているつもり事はない。ただ、貴様のやり方では鬼ヶ崎は懐かん、とは思うが」
「えー、そうかな?これでも俺なりに可愛がってるんだけどなぁ」
「…それが良くないと…」
はぁ、と息を吐いてそう言う。
この生活にも慣れてしまった。
アキラはザクロたちの敵だ。
突然分断されたセカイに取り残され、最初こそ警戒したが、彼が何もしてこないからザクロはこの生活に甘んじてしまった。
とっくに狂ってしまったのかもしれない。
何時まで経っても日常生活に戻れないから。
自分を護る為に、無意識下で防衛しているのかもしれない、と思った。
…カイコクは無駄に足掻いて抵抗しているけれど。
「ねぇ、カイコクさん。俺と遊びましょ?」
「…っ」
アキラの誘いにカイコクはぎゅっとザクロの服を掴んだ。
「鬼ヶ崎、折角のこどもの日だ、遊んでやれ」
「っ!!おしぎ…っ!」
ザクロの言葉にカイコクは潤んだ目を向ける。
パタン、と特に読んでもいなかった本を閉じて、大丈夫だと頭を撫でた。
(その目が濁っているのはカイコクだけが知っている)
「良い子に出来たら、後で遊んでやるから」

今日はこどもの日。

遊んでもらう子どもは…果たしてどちら?


……

「あーあ、売られちゃったね、カイコクさん」
アキラがにこっと笑う。
カイコクがびくりと肩を震わせ、目を揺らした。
「…ゃ…」
「相変わらず学習しないよねぇ。逃げても無駄だって知ってるのに」
「…っ!!」
その言葉にギロリと睨んだカイコクがベッドから飛び降りようとする。
寸前、首根っこを掴み、ベッドに押さえつけた。
「なにすんでェ!!」
「何する、はこっちのセリフ。…そう思わない?カイコクさん」
声を荒らげる彼にそう笑いかけ、手を振りかぶる。
バチンっ!!と鈍い音が響きわたった。
「…っ?!!あぁァアっ?!!」
「悪いことをしたらお仕置き、そうだろ?」
「ゃっ、あ"、ぅあ"ぁっ!!」
汚い声を上げるカイコクの尻をアキラは打ち据える。
ひゅっと器官が鳴る音がした。
暫くスパンキングを続け、ぐったりとし始めた頃にそれをやめる。
「…反省した?カイコクさん」
「…」
荒い息の彼に笑いながら問い掛ければ怯えた目でこちらを見た。
暫く逡巡し、こくりと頷く。
良い子、と頭を撫でた。
「なら、気持ち良くしてあげる」
「…ん、ぅ!ふ、ぅ、ゃ…!」
そう囁いてアキラは彼の小さな口に口付ける。
口内を貪り、弱い所をくすぐった。
びく、と躰を震わせたカイコクが思い切りその舌に歯を立てる。
「…っ!つ…」
「…っ、はっ、はぁっ、っ…」
思わず体を引けば、彼は己の体を抱き締めて睨んできた。
この期に及んで抵抗するとは。
無言で小さな躰をひっくり返し、無防備な下半身に手を伸ばす。
「っ?!ゃ、ぎ、ぅうう?!!」
カイコクが声を上げた。
その、濡れてもいない菊紋に巨大なバイブを突き刺す。
途端、ポロポロとこらえ切れなかった涙が溢れた。
それを無視して動作をオンにする。
鈍い音が響き、小さなカイコクから声無き悲鳴が漏れた。
「ぁあ"あっ!!、ゃぁ、ひっ、ぐ、ごわれ、るっ!ふぁ"あ、あぁあああっ!!」
「カイコクさんが悪いんだよ?抵抗したりするから」
「…ひっ…ゃ、…ぅ…」
「大人しくしていたら気持ちよくしてあげる。抵抗したら…わかるよね?」
バイブを掴み、グッと押し込む。
どうやら結腸を開いてしまったようで、カイコクは綺麗な目を見開いた。
「…ご、め…ごめ、んなさ……っ!!いたぃこと、しなぃで、くんなぁ…っ!!!」
「良い子に出来る?」
「ん、ん…!するっ、する…からぁ…!」
コクコクと頷き、美しい黒髪を揺らす。
良い子、と頭を撫で、体を仰向けにさせて小さな彼の性器をそっと握った。
「…っ、なん、なに、を……」
「尿道バイブ。聞いたことあるだろ?」
「…っ!!ゃ、そ、んなの…はいんねぇ…っ!」
「良い子に、するんですよね?【カイコクさん】」
アキラは、【アカツキ】の笑みを見せる。
恐怖に躰を震わせたカイコクはぎゅっとシーツを握り締めた。
「…っ!!…たすけ、たすけ…て……っ!」
アキラのそれに大人しくなったカイコクが小さく助けを求める。
あら、とアキラは声をもらした。
どうやら恐怖で精神年齢まで幼くなってしまったらしい。
「ま、止めないんだけど、ね」
ずく、と差し込み、ズプズプと尿道バイブを押し込んでいった。
悪いことは悪だと、躰に覚えさせなければ。
ちっぽけなプライドは悪だと、理解させ(洗脳し)なければ。
「ぃぐっ、ひっ、や"ぁあっ!…す、けて、たすけ…っ!!」
「あはは、可愛いなぁ。もっと聴かせてよ、カイコクさん」
「…もう、良いだろう」
と、ザクロがこちらに来る。
軽々と抱えられたカイコクは涙を流しながらザクロにしがみついた。
「…何、もう終わり?」
「…。…やり過ぎだ。怯えているだろう」
「お仕置きだよ。俺の舌を噛んだんだから」
「…恐怖では何もならない」
静かに言ったザクロは小さくカイコクの頭をなでる。
「怖かったな、鬼ヶ崎」
「…お、しぎ…」
「だが、お前も悪いだろう?噛むのは駄目だ」
「…ご、めんなさ…」
「もうしてはいけないぞ?」
ザクロに優しい言葉をかけられ、頭を撫でられる度にとろんとした顔をした。
やり過ぎなのはどちらだ、とアキラは自嘲する。
あのプライドが高いカイコクが、依存し切ってしまうほどに堕ちるなんて。
何日も何日もかけて甘い言葉を吐き、躰を溶かしていったのだろう。
彼には自分がいなければならないと、そう言って。
甘くしてやれるのは自分だけだと、そう言い聞かせ(洗脳し)て。
「鬼ヶ崎には俺がいる。安心しろ」
「…おし、ぎり…」
ちゅ、ちゅ、とカイコクの躰にキスを落とすザクロに、小さな彼は嬉しそうに微笑んだ。
アキラはそれを見つめていたがふと思い立ち、カイコクの腕をぐいっと引っ張る。
「ふぁっ?!…っ?!がっ、ぅ…!」
「…っ、おい!」
無防備な彼の小さな口に自分の性器を突っ込んだ。
喉奥を容赦なく犯す。
声を荒らげるザクロに、「助けてみたらどうですか?…助けられるなら、だけど」なんて煽ってやった。
しばらく睨んでいたザクロは、結腸まで入り込んでいたバイブを一気に抜き取る。
「…っ!んんんぅーっ!!」
悲鳴を漏らし、ビクッビクッと躰を震わせたカイコクの背に口付けながらザクロがぽっかり開いたそこに自身をゆっくりと埋め込んだ。
先程とは違い、甘く甘く開かれていく躰に、彼はホロホロと涙を零す。
きっと、どうしたら良いのか分からないのだろう。
アキラからは激しく攻め立てられて、ザクロからは甘く暴かれて。
「良い子だな、鬼ヶ崎」
「悪い子だね、カイコクさん」
両耳に囁かれた彼はいやいやと首を振った。
子どもの躰には耐え難いほどの苦痛と快楽で。
カイコクはおかしくなっていく。

今日は子どもの日。


子どもになってしまった彼が、精神も子どもに戻ってしまう、そんな日。


(ゲーム、ゲーム、これはゲーム)


(カイコクの心を壊す、洗脳ゲーム)

(子どもの彼に、狂った愛してるを囁いたのは果たしてどちら?)

name
email
url
comment