モジュルカ受けについて考えてみた

前提ものだと被る場合あり。

<モジュミクルカ>
ホワイトワンピ×シフォンワンピ
ドレミファロンドミク×ナギサ・レプカ
ノーブル×フロイライン
ローザ・ビアンカ×ロミシンルカ
プランセス・ブランシュ×フェアリーマカロン
エールダンジュ×ハードロック
シャノワール×サイレンス
クローバークラブミク(スクール)×リクルーター
コンフリクトミク×コンフリクトルカ
アバンガード×サクセサー
ホワイト・イヴ×森の妖精姫
ナナイロライン×エターナルホワイト
華車×パジャマパーティルカ
ピチカート×アイヴィームーラン
アノード・エレクトロニカ×カソード・エレクトロニカ
チャイナ×紅玉
ラセツトムクロ(ミコ)×十六夜
アジテーション×ドミネントストーン
インタビュアミク×フレッシュスター
アゲアゲアゲイン×サイバーネーション



<モジュハクルカ>
ゴシックパープル×ねこみみパーカー
サイバーダイブ×レーシングスタイルルカ

<モジュネルルカ>
エスニック×華
部活少女×クインビー

<モジュテトルカ>
M・S・J×CAルカ

<モジュリンルカ>
インビジブルリン×フェアリーマカロン
トランスミッター×ロミシンルカ
ブラックスター×アムール
EoEスタイル×シフォンワンピ
陽炎×浴衣ルカ
蘇芳×浴衣ルカ
PFSリン×テンプテーション
雨×華
浴衣リン×華
リアクター×森の妖精姫
ソレイユ×ねこみみパーカー
トラッドスクール×放課後モード
夢見るパンダ×パジャマパーティルカ
メランコリー×ロジカリスト
シザーズ×インタビュアルカ
アドレサンスプリンセス(蘇芳狐)×クリスマスルカ(2nd
フェアリーワンピース(アマツキツネ)×クリスマスルカ(AC
ロミシンリン×ナギサ・レプカ
桜月×楓香
ヒマワリ×楓香
胡蝶×十六夜
アストレイ×サイレンス
アシンメトリーリン×エレガント・バタフライ
ココロ×謎の女幹部


<モジュメイルカ>
大正ロマン×楓香
紅椿×浴衣ルカ
紅葉×鉄道員薔薇
ノエル・ルージュ×えれくとりっく・えんじぇぅルカ
ブレイジング×VFスーツ
ふわふわコート×ロジカリスト
ひつじさんウェア×どうぶつ占いルカ
ホイッスル×Cheerfulルカ
ストロベリーウィッチ×魔女っ子style

<モジュグミルカ>
インビジブルグミ×アムール
いーあるふぁんくらぶグミ×紅玉
マトリョシカグミ×インタビュアルカ
ハッピーシンセサイザグミ×サイバーネーション

<モジュレンルカ>
扇舞×鉄道員薔薇
アシンメトリーレン×アルティメット・ルカ
ラディカルスター×フロイライン
恋するシロクマ×ゆるふわコーデ
スターマイン×ハッピーシンセサイザルカ
テレカクシパーカー黄色×フローラル


<モジュルカルカ>
リンちゃん愛し隊2号×逆さまレインボールカ

大天使レイナス×悪魔ロナード

相反する力を持つ、穢れのない黒を纏った彼を
白く塗りつぶしたいと思った







最初に出会ったのは果たしてどこだったか。
一般兵を装って声をかけたレイナスに言葉少ないながら知りたい情報全てをさらけ出したのは彼の方だ。
案外悪魔とは危機管理能力が薄いなとぼんやり思いながら、やっと見つけた彼に安堵さえ覚える。
嗚呼、この日をどれ程待ち望んだことだろう。
黒い羽根、それと合わせた黒衣、さらりと靡く蒼の長い髪は魔力の強さを表していて。
美しいとしか形容出来ない彼をただただ壊したいと思った。
壊して、乞わして、自分だけのものにする。
闇に堕ちた天使は堕天使と呼ばれるけれど、はて聖に屈した悪魔はなんと呼ぶのだろう、とどうでもいいことに思考を巡らせた。
「し、ね・・・屑」
ギリギリと睨む彼の蒼の目が心地好い。
森にいた彼を拉致し、廃墟と化した小屋に監禁して幾日。
人間ならとうに発狂して良さそうなものだが如何せん彼らは人ではなかった。
睨む彼は巨大な魔力を持つ悪魔。
一方のこちら・・・レイナスは天使だった。
神に遣えし上流天使。
悪魔を拉致するなど、訳はない。
「口が悪いんじゃない?まあそんなお前も可愛いんだけどさ」
「・・・だま、れ」
「俺にそんな口きいていいと思ってるんだ?」
くすくす笑いながら、痛いのは嫌だろ?と囁いた。
びくりと彼の体が跳ねる。
しかしそれも一瞬。
悪魔はすぐに気丈な態度を取った。
「さっさと、殺すがいい」
「どうしてそう極端なの」
はあ、とレイナスは溜め息を吐き出す。
「俺はお前を殺さない。強いて言えば・・・そうだな」
睨む悪魔ににこりと笑いかけた。
そうして。
「お前を、壊したい」
処刑宣告を、彼に囁く。
悪魔らしからぬきょとんと顔を見せたのはほんの僅か。
すぐに彼は侮蔑の表情を浮かべた。
「馬鹿馬鹿しい。お前ごときが、俺を壊せるとでも?」
「出来るよ」
笑顔を見せて、剣を振りかぶる。
「・・・!!!ぅあ・・・!!!」
「はい、次は右足ー」
「・・・!!!!!!」
両の足を傷つけ枷をつけた。
持ち上げて彼の羽根の側に固定する。
それから彼の衣服を取り去った。
邪魔だったから力を使っても良かったのだけど、敢えて力任せに引きちぎる。
少しは怯えてくれるかと思ったが彼は睨むだけだった。
なんだ、つまらない。
そう思いながらレイナスは下半身の服を脱いだ。
「野蛮だな、天使は」
「その天使に犯されるんだけど、ね!」
笑って、彼の秘部に無理矢理突っ込む。
悪魔の、声なき悲鳴が上がった。
そのまま数回揺さぶっても彼は反応しない。
どうやら心を殺しているようだ。
それならば。
「・・・ね、え!」
レイナスが悪魔に微笑む。
「お前の双子の弟、可愛いね。セイリオスだっけ?」
「・・・?!」
初めて彼が狼狽した。
・・・後少し。
「お前がダメならあの子を犯しちゃおうかなぁ」
「セイリオスには手を出すな!!!」
彼が睨む。
先ほどとは違った目で。
レイナスにすがるように。
「・・・じゃあ、俺のものになって」
天使は囁く。
甘い言葉を。
悪魔がのめる交換条件を。
「・・・っ、ク、ソ・・・が・・・!」
悔しげな色を滲ませる彼に、レイナスは口付けた。
どちらが悪魔かわからない。
そう、自嘲して。
「なぁ、好き。大好き。お前もだろ?」
揺さぶって、問いかけて、段々と光をなくす目に笑いかける。
もうちょっと、後少し、と伸ばした手を引き寄せた。
ふと小さく喘ぐ彼の羽根を見る。
先端が白に染まっていた。
それを確認したレイナスは、歪に口元を歪ませる。


嗚呼、やっと捕まえた。



もう逃がさないと抱き締めて、悪魔の力を内から奪う様己の精を吐き出して。
宵闇から引きずり出して捕らえられた悪魔に。
レイナスは囁く。
届かない、言葉を。

「愛してるよ、ロナード」

幼く愛しい君を哀してた(ホワ仔クラ

月が蒼く光る夜だった。
すやすやと眠る小さな少年の元に近付き、起こさぬようにそっとベッドに腰を下ろす。
クラシック。
そう小さく呟いてさらりとした髪を撫でた。
彼の双子の弟の代わりにトレードされこの家にやって来てから数ヵ月。
どこが生きることを諦めていた少年が小さな笑顔を向けるようになってから数週間と少し。
…ホワイトブレザーが彼を手に入れたいと願い始めたのはどれくらい前からだっただろう。
引き寄せられるようにクラシック肌に口付けようとし…突如聞こえたらどさりといい音に身体をびくつかせて反射的に振り返る。
風でも吹き込んだのだろうか、落ちていたのは少年の黒いコートだった。
皺になるとぼんやり思いながらホワイトブレザーは拾いに行くこともなくそれを見つめる。
黒衣はカンタレラと呼ばれる彼の、神の花嫁だという神聖な証。
彼がこの家に縛られる象徴。
神の花嫁が毒薬とは皮肉だとホワイトブレザーは嗤った。
そうして、再びクラシックに目を向ける。
しわくちゃになるだろうあのコートのように汚してしまえば…彼は自分のものになるだろうか。
そう思いながらホワイトブレザーはクラシックに覆い被さった。
このまま何度犯したいと願ったか分からない。
クラシックの光を奪ってしまえたら。
クラシックを穢してしまえたら。
彼はどんな表情をするだろう。
泣くだろうか、絶望するだろうか。
…それとも。
「…ほわ?」
ぼんやりした声にハッと下を向くとクラシックがとろんとした目で見つめていた。
目が覚めてしまったのだろう。
ごめん、と退こうとすると「どうしたの」と聞かれた。
「何でもないよ」
「でも、ほわ…苦しそう」
「…。…ねぇ、クラシック。もし僕が君に酷いことをしたいって言ったら、どうする?」
「ひどい、こと?」
小さく首を傾げたクラシックは暫く考えたのち笑みを見せる。
いいよ、とホワイトブレザーに向けて腕を広げた。
「クラシック?」
「ほわは、私をみとめてくれた。ひどいことってどんなことかは分からないけど、ほわなら、いいよ」
嗚呼、どうしてこの子は。
驚きに目を見開いていたホワイトブレザーの表情が歪む。
泣いて拒んでくれたらまだ諦めもついたものを。
どれだけこの美しい少年を壊そうと思ったかしれない。
それが実現できるという喜びと、綺麗なものを壊してしまうという罪悪感にホワイトブレザーは動けなくなる。
「…こわして」
囁く甘い声にホワイトブレザーは身を委ねた。

ごめんね。

口の中で呟いてホワイトブレザーはクラシックの細い腰を抱き寄せる。
彼が願うからだと言い訳をして。
ふつりと何かが切れた音が、聞こえた。


鳥籠に飾られた人形は、壊れる音を望んだ。
白の青年は、黒を塗りつぶすことを願った。

幼く、ただただ愛しい彼を。
青年は愛したかった。
…それは哀しい物語のオーバーチュア。

狂っていく歯車を暗示するように、月が姿を消した。

明日はカイパラですね!!

それにしてもナイトスター双子可愛いですねおかしたいげふんげふん。
アレスティア楽園だな!!!!イスファルちゃんも出たらいいのに!!!!
ついでにセイリオスちゃんもカードになればいい!!!!
レイナスの天国やんなぁ!!!!

カイパラはブログ通り新刊2冊、既刊本1冊です。
アンソロ参加も2サークルしてます、よろしくね!!!!

仕事終わってないけど全力で楽しんでくるわ!←

箱庭系ホワにょクラ

ふわふわとしたベッドの中、クラシックは目を覚ました。
さて今日は何日だろうか。
確かめようにもカレンダーがないのでわからない。
ころりと寝返りを打てば、鎖が擦れる音が耳についた。
『それ』から逃げる様にクラシックは起き上がり、窓を開ける。
窓の外には白い薔薇が広がっていた。
かたりと言う音に振り返ればこの家の模型が目に入る。
幼い彼が作っていたそれは箱庭療法の一環で。
思えばその頃から壊れていたのかもしれないな、と小さく笑った。
ならばこれは宿命なのかもしれない。
あの頃からずっと分かっていたことだ。
『ここは僕の家。ここには僕とクラシック姉様が住んでるの』
『この塀の向こうにいるのはだあれ?』
『こっちのお人形はお父様。しんじゃった。こっちにいるのはローザ・ブルー。お兄様の家にいるんだよ。閉じ込められてるの。かわいそう。この二人はノーブル君とビアン君。二人ともいい子なんだけどね、お姉様を狙うからよそのお国に行っちゃったの。それからこの金髪のお人形は・・・』
恐ろしいことをにこにこと話す記憶の中の幼い少年と、今の彼が重なる。
幼い彼が作り上げた箱庭に咲いた、小さな薔薇にクラシックは手を伸ばした。
此処から飛び降りてしまえば彼から・・・クラシックをここに閉じ込めたホワイトブレザーから逃げられるだろうか。
一瞬だけ思い浮かんだそれを首を振って打ち消す。
有り得ない、そんなこと。
自嘲気味に笑ったクラシックはふらりと窓から離れて再びベッドへと身を沈めた。
一度、此処に閉じ込められてただ一度だけ逃げ出そうと試みた事がある。
必死に探して、ようやっと見つけた出口には冷たい表情の彼がいた。
その後の事はよく覚えていない。
三日三晩、嫌と言うほど犯されたのは薄ぼんやり思い出せるがその時彼が何を言って、自分が何を感じたのかはもう思い出せなかった。
もうどうにでもなれと意識を手放した所為かもしれない。
よく子どもが出来たりしないものだと笑って、天井に手を伸ばした。
この期に及んで子どもが欲しいのだろうか。
そんなこと、赦される筈もないのに。
彼が作った箱庭に禁足されている限り、クラシックにそれは赦されない。
幸せを享受することも、人並みの愛を望むことも。
ホワイトブレザーの、歪んだ好意を浴びせ続けられるのを耐えるしかないのだ。



「あれ。起きてたの、クラシック」
がちゃりとドアが開いて、白い彼が顔を出した。
嗚呼、今日が始まってしまう。
「おはよう。愛してる」
微笑んだ彼は見えない仮面を張り付ける彼女に口付けた。
服が肌蹴させられる。
拒絶するのも諦めてしまった。
彼女の大きな胸に与えられる刺激とは別の、ちくりとしたそれを、クラシックは気付かないふりをして目を閉じる。


願わくば、双子の妹が幸せでありますように。

Citron Wedding(ホワにょクラ前提サンにょロザSSS

その話を聞いたとき、ローザ・ブルーはその男に対して心底吐き気を覚えた。
『クラシックを婚約者として我が国に迎えたい』
没落しかけているローザ・ブルーの家とは違い、その男の家は隣国の王家だった。
普通であれば願ってもいない話だ。
・・・そう、普通であれば。
「・・・クラを、あんな男に取られてたまるか」
ローザ・ブルーが呟く。
彼女の双子の姉、クラシックはいつも家のために我慢を強いられてきた。
行きたかった学校も、趣味も、・・・好きな男性も。
クラシックには今好きな人がいる。
ローザ・ブルーはその人に会ったことはなかったけれど、その人の事を話すクラシックは幸せそうで。
嗚呼、クラシックはその人の事が好きなのだな、と言わなくても分かってしまった。
クラシックには幸せになって欲しい。
その人の事を、家の所為であきらめてほしくはなかった。
「・・・クラの幸せは、私の幸せだよ」
独り呟いて、ローザ・ブルーは彼女の服に腕を通す。
仮面をつけてリビングへと向かった。
「・・・?ローザ?お前何を」
「クラ。・・・私、あの男の元に行くよ」
「・・・っ!何を、言って」
「ねえ、クラ。・・・幸せになって」
驚いた表情のクラシックの手を取って告げた言葉は少女が幼少から抱いていた想い。
「・・・ローザ」
「クラはずっと家のため・・・ううん、私のために我慢してきただろう?だから今度は私の番」
仮面越しにそう言って表情を和らげる。
でも、と言いよどむクラシックに大丈夫だと笑った。
彼女には幸せになって欲しいから。
だから今度は自分が彼女に代わって不幸になる番。
「クラが幸せなら私も幸せだから。だから大丈夫」
クラシックに囁くそれは、どこか自分に言い聞かせてるようだと、ローザ・ブルーは自嘲した。



「・・・嫌味な、家」
ちらりと見たローザ・ブルーはぽつりと溢す。
彼女は、クラシックとしてこの家に来ていた。
一卵性双生児で、よく似ているとはいってもいつかはばれるだろう。
もしそうなればどうなるのだろうか、と思いかけて考えるのをやめた。
家の体裁など、くだらない、と思う。
あんな崩れかけた家、どうだっていいのに。
「我が国へようこそ、愛しの硝煙姫」
通されたリビングの先のソファに腰掛けていた男・・・サンドリオンがにこりと笑う。
思わず嫌な顔になった。
「おや、甘い言葉はお嫌いですか?硝煙姫」
「・・・。・・・貴様が言うと余計に虫唾が走る」
「ふふ、手厳しいですね」
くすくすと笑いながらサンドリオンが近づいてくる。
思わずギュッと自分の身体を抱きしめた。
「・・・っ、私に、近づくな」
「何故?貴女は僕の婚約者でしょう」
目を眇めるサンドリオンに本能的な恐怖を感じ、無意識に足を引く。
初めて出会ったはずの男に何故ここまで怯えなければならないのかとローザ・ブルーはサンドリオンを睨みつけた。
「仮面を外していただけませんか?硝煙姫」
「断る」
「おや冷たい」
笑う、その表情が怖い。
「・・・っ!」
近づいてくるサンドリオンから距離を取ろうとし、何かに足を取られた。
思わず踏鞴を踏む。
よろめいたローザ・ブルーの手を取って、サンドリオンが嗤った。
「漸く手に入りましたね、硝煙姫。・・・いえ」

ローザ・ブルー

囁かれた一言に思わず目を見開いた。
何故、と思う。
彼はクラシックと結婚すると宣言したはずで・・・。
「クラシックさんを大切にしている貴女なら、彼女の代わりにこちらに来ると思っていた。予想通りです」
サンドリオンが嗤う。
「僕からクラシックさんを守ったおつもりだったのでしょう?・・・残念。僕は元々貴女を手に入れたかったのですよ」
嗤う彼に対して、卑怯者、と罵ったローザ・ブルーの声はサンドリオンに塞がれて消えた。

108本の薔薇とキミとボク(米英SSS

始まりはエイプリルフールに見たネット記事だった。
流石グーグル先生、情報量が違うね!なんてちょっと浮かれながら、如何にも彼が好きそうだなぁ、なんて思う。
「イッギリスー!」
「・・・何だよ、アメリカ」
いそいそと海を渡り、彼の元へ行けばいつも通り紅茶を飲みながら仕事をしていた。
まるで来ることを予想していたような反応に拍子抜けしながら「今日は何の日か知ってるかい?」と問いかける。
「エイプリルフールの次の日」
「そうだけどさぁ」
至極簡単なそれにがくりと肩を落とした。
まあこういうのは想定の範囲内だけれど。
「今日はエイプリルフールの逆の日なんだぞ!」
「知ってる」
びしぃ!と指を向ければあっさりと言われてしまった。
あれ、と思う。
「お前なぁ、俺の家が発祥なんだから知ってて当然だろ」
「そこは知らない振りするべきだろう?」
呆れたような彼に、ノリが悪いぞ、君、とぶすくれれば、うるせぇと返された。
可愛いのは顔だけだなぁ、なんて思いつつ「じゃあこれは?」と続けた。
「は?」
「これさ」
ばさりと背後に隠していた・・・尤も、隠れていたかは別として・・・花束を差し出す。
「108本のバラの花」
「・・・あー」
得意気に言ってやれば彼は何ともいえない表情をしていた。
頬がほんのりと赤い。
「どうせネット知識だろ」
「良いじゃないか!便利なものは使わないと」
照れ隠しか、負け惜しみの様に言う彼に言ってやった。
108本の薔薇の花束。
それにも意味があると知ったのは確かにネットからの情報だった。
意味は・・・そう。
「[結婚してください]」
受け取ってくれるかとわくわくしながら見ていれば、はぁ、と溜め息を吐き出した。
「・・・イギリス?」
「・・・100年はぇえんだよ、ばぁか」
それにきょとりとしていると、彼は綺麗に微笑んで差し出した花束から幾つかだけ抜き取る。
その数は9本。
確かその意味は。
「今日はこれだけ受け取ってやる」
紅い花弁に口を寄せて笑う彼に、ドキリとする。
「出直してこい」と笑む彼に、「また告白しても良いってことかい?」とばか正直に聞いてしまった。
「さぁ?」
「なんだよ!絶っ対受け取らせてやるんだからな!!」
「まあ待っといてやっても良いけど?」
くすくすと珍しく上機嫌に笑う彼に悔しくなって花をどけてキスをした。
「・・・っ、てめ、アメリカ!!!」
「ははは!イギリスはそういう方が似合うんだぞ!」
怒鳴る彼に「今度はもっとビッグなサプライズを用意してくるからな!」と笑って部屋を出る。
天の邪鬼な彼が許してくれた嘘偽りのない「今度」に胸を高鳴らせ、そこに思いを馳せた。


その、ストレートじゃない彼が99本の薔薇に隠したメッセージを抱えて。

後書きだったりなんだったり

4回目!(しつこい)
相変わらず、診断メーカーより。
4章だよ!
割とサボってすいません、忙しかったん・・・。
日付操作してますハハッ(裏声)
今はたぶん違う物が出るのであしからず。
1章2章3章も合わせてお楽しみいただければ。



1日目・ザカロナ
2日目・ザーセイ
3日目・アルイス
4日目・ハボエドロイ
5日目・イチウリ
6日目・CA
7日目・レンカイ→イレイザー×ローザ・ブルー
8日目・がくキヨ→ガラクトース×キーフェル
9日目・七陽
10日目・岩坂

鬱的花言葉で1日1題4章・

ケイン(ザカリー)×ロナードに相応しい花は『ガマズミ(無視したら私は●●す)』か『ロベリア(悪意・敵意)』です。

鬱的花言葉で1日1題4章・

ザード×セイリオスに相応しい花は『ガーベラ(悲しみ)』か『ヘクソカズラ(人間嫌い)』です。